たくさんあるわきがの治療方法をいくつかご紹介します

わきが治療の方法

わきが治療の方法

◆ わきがの治療の方法はたくさんあります

男・彼氏のわきが治療 わきがの治療は、皮膚科や美容外科などで行われています。わきがの相談が初めての方は、はじめは皮膚科に相談してみるのがよいでしょう。自分でわきがだと思っていても、単ににおいに過敏になり過ぎていて、そうでない場合もあるからです。まずは、専門家に相談し、適切な治療または手術にうつるようにしましょう。わきがの治療の方法はたくさんあります。それぞれの治療方法に注目してみましょう。


手術以外の治療法

◆ 塩化アルミニウム液

塩化アルミニウム液を活用できます。塩化アルミニウムの歴史は古く、1916年には既にスコールズの実験として、20%の塩化アルミニウムを65人に処方した結果、64人に優れた制汗作用が見られたことが最初とされているようです。汗を抑える成分は、塩化アルミニウムの他に、ジルコニウム、インジウム、バナジウムなどもありますが、 塩化アルミニウムは毒性がなく、安価に作れるため、他の制汗剤よりも好んで使われることが多くなっているようです。コットンやティッシュに塩化アルミニウム液を染み込ませます。それから、においが気になる部分に塗ります。基本は制汗剤となりますが、塩化アルミニウムには、においを抑える効果もあり軽いわきがの症状にも効果的です。病院での処方もしてくれますし、「オドレミン」という名前で市販もされています。

◆ 臭化プロバンテリン

臭化プロバンテリンを用いる方法もあります。抗コリン剤という種類の内服薬を服用します。この薬は保険適用が認められています。汗の分泌を抑えることができます。しかしながら、副作用があります。口や目の渇きや尿の出が悪くなるのです。それで、継続的な服用はしない方が良いでしょう。

◆ ボトックス注射

ボトックス注射を活用した治療があります。ボトックス注射とは、ボツリヌス菌由来の神経毒素複合体から、A型という毒素だけを取り出して作られた注射です。筋肉を弛緩させる作用があります。ボトックスは神経伝達物質アセチルコリンという物質の放出を止めて、筋肉の動きを抑えます。ボツリヌス菌の毒をわきの下に注射し、汗を出す時の伝達物質の分泌を抑えることで一時的に汗の量を減らします。主にエクリン腺の汗に働きかけることから、多汗症とわきがを併発している方や不安などメンタルの影響で出る汗に効果があります。ただし、わきがの臭いを抑える作用はありません。汗の量が減るためトータルでの不快感が減少するということになります。

◆ レーザー治療

わきがのにおいを起こす、「アポクリン腺」「エクリン腺」にレーザーを当て、汗腺を刺激する治療方法です。時間は5分程度と、それほどかからないと言われています。傷跡はほとんどなく、色素沈着も見られません。レーザースキンケアパニッシング法では、皮下の毛根に対しても作用するため、臭いだけでなく脱毛効果も備えています。圧迫固定が必要ない、治療時間が短い、永久脱毛効果があるなどなどのメリットがあります。ただし、再発の可能性もあると言われています。

◆ 電気凝固法

電気凝固法とは、細い電極針をワキ毛の1本1本に刺し、高周波電流を通して組織を熱凝固させるという治療の方法です。もともとは脱毛法として考案されたものなのですが、皮脂腺やアポクリン腺も熱凝固で破壊されれば、わきが臭に対しても効果があります。従来の方法では皮下約1~2ミリ程度しか刺入できず、熱凝固も不十分でしたが、病院によっては、以前の脱毛針よりも長く、従来よりもはるかに長い通電時間と強い電圧、そして深い刺入深度をもつことができるようになったものもあります。電気凝固法がわきがに対して効果を示す要因は、永久脱毛を行うことによって、細菌の温床が減少し、ニオイの保存および拡散作用が減少するという点にあります。

わきがの手術

◆ 剪除法

直視下手術法の剪除法についてですが、わきの下を3~5cmほどを切開して皮膚を裏返すと、粒状に並んだアポクリン腺が現れます。その一つ一つを目で確認しながら取り除いていく方法です。この方法は、わきの片側を15分~20分程度で行い、アポクリン腺を確実に除去できるというメリットがあります。しかし、他の手術に比べると傷跡の長さが長いというデメリットがあるようです。重度の方向けの治療法と言えるでしょう。

◆ 皮下組織吸引法

直視下手術法の皮下組織吸引法という治療法があります。わきの下に1cmほどの穴を開け、そこから細い管を通してアポクリン腺やエクリン腺、皮脂腺などをかき出しながら吸い取ります。小さな穴を開けるだけなので傷口は目立たなく、剪除法より広い範囲にアプローチできるというメリットがあるようです。しかしアポクリン腺は直視下手術よりも残ることがあり、また根の部分が残っていると再発する可能性があります。

◆ 超音波吸引治療法

非直視下手術法の超音波吸引治療法は、皮下組織吸引法をベースにして改良された手術です。超音波を発生させて、その熱でアポクリン腺など、汗腺を破壊しながら吸引します。皮下組織吸引法より効果が高いようですが、全てのアポクリン腺を取り除くことは難しいといわれているようです。また、火傷や皮膚壊死など合併症のリスクが全くないということはありません。

◆ 皮下組織削除法

皮下組織削除法は、カミソリの刃と皮膚を押さえるローラーを組み合わせた専用器具を使うのが特徴となっています。わきの下を1cmほど切開し、皮膚の表面をローラーで転がしながらカミソリ部分で皮下組織ごと削り、アポクリン腺やエクリン腺を除去していきます。傷口が小さいのに高い効果を期待できますが、術後はわきを1週間程固定する必要があり、回復するまで時間がかかるようです。また、この手術はドクターの高い技術が求められるので、皮膚に穴があいてしまうなどのトラブルもあるようです。


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