わきがの治療方法についてと健康保険の適用になるか否かの説明をします

わきが治療Q&A

わきが治療Q&A

◆ わきが治療のQ&A・その1

男・彼氏のわきが治療 わきがの治療を考えた場合、手術以外の治療法はどんなものがあるのでしょうか?わきがの治療を考えるにあたっては、まずわきがの原因が何か、きちんと整理しておく必要があります。わきがの原因は以下の2つです。アポクリン汗腺からの分泌物と常在細菌です。治療方法は、2つのアプローチが考えられます。それは、アポクリン汗腺からの分泌物をシャットアウトすること・常在細菌を活動させないことです。このどちらかができれば、わきが臭がしなくなるはずです。まず2つ目の常在細菌を活動させない、というアプローチですが、次の様な手段が考えられます。まず、脇の下を清潔にしておくこと・脇毛処理など脇のケアをしておくこと・殺菌剤などを使うことです。これらは、治療方法とはいわないかもしれませんが、わきが対策とになります。細菌の数を減らし、全体としての働きを抑える効果が期待できます。この方法は、わきが臭を軽減させる効果はありますが、皮膚の細菌をゼロにすることは不可能ですから、わきが臭を完全になくすことはできません。 仮にゼロにできたとしても、皮膚表面にはアポクリン汗腺を発酵分解させる細菌だけでなく、たとえば表皮ブドウ球菌という健康的な皮膚を保つ上で必要不可欠ないい細菌も存在しますから、皮膚の細菌をなくすことは、止めた方がいいでしょう。一方のアポクリン汗腺からの分泌物をシャットアウトするというアプローチについては、次の手段があります。制汗剤で汗を抑えること・交感神経をブロックすること・アポクリン汗腺を取り除くことです。制汗剤で汗を抑えることは、わきが治療とは言えないとかもしれませんが、一口に制汗剤と言ってもいろいろなものがあります。次に、交感神経をブロックすることですが、この治療方法として行われているのはボトックス注射になるます。ボトックスはボツリヌス毒素から抽出した成分で、これを注射することで筋肉の動きを抑制することができます。 つまりアポクリン汗腺の働きも抑制させることができるのである程度の効果が期待できるのですが、効果が持続しない上に自由診療なので、費用が高いという難点があります。 だいたい持続期間は長くて半年なので、毎年注射しなくてはなりません。


健康保険の適用について

◆ わきが治療のQ&A・その2

わきが治療は、健康保険適用になるのでしょうか?わきが治療については、健康保険適用になる場合と、ならない場合があります。健康保険適用になるかならないかは、次の項目が関係してくるようです。わきが治療法の選択と、病院・クリニックの選択、わきがの症状の程度が関係してきます。わきが治療法は、いろいろな方法が開発されていていくつも存在しますが、保険適用となる可能性があるのは、最も施術されている治療法である、剪除法だけと考えられます。ただし、わきが治療法として剪除法を選択しても、保険適用にならない場合があります。病院・クリニックによっては、剪除法でも保険適用にならないところもあるのです。そして、剪除法を保険適用とする病院・クリニックでも、わきがの症状が軽い場合には、基本的に保険適用になりません。基本的なことですが、健康保険が適用になるのは、病気の治療においてです。まず考慮されるのは、わきがが病気なのかどうかという点です。基本的にわきが体質というだけでは病気ではありません。わきがの症状がひどくて、治療しないと日常生活に影響が出るくらいなら、病気の一種として治療対象になる可能性があります。ただし、治療法も代表的な剪除法は保険適用の治療法として認められますが、他の治療法については保険適用にはならず、自由診療ということになります。それから、同じ剪除法でも保険適用になる病院・クリニックとならない病院・クリニックがあるのは、経営者の考え方によるものと思われます。わきが治療についても、他の医療術式のように、いろいろな方法が生み出されています。現在施術されている主な術式としては、剪除法(せんじょほう)があげられます。一番施術されている術式で、脇の下を切開して、皮膚を裏返してアポクリン汗腺を目で確認しながら切除する方法です。次に、ミラドライ(マイクロウェーブ法)があります。この方法は皮膚を切開せずに、マイクロウェーブ(電磁波)を脇の下の皮膚表面にあてて、アポクリン汗腺、エクリン汗腺を破壊します。そして、クワドラカット法もあります。これは、4~5ミリの切開創から、ギザギザ刃のついた吸引管(カニューレ)を挿入して、アポクリン汗腺を削って吸引除去していきます。それから、超音波法もあります。これは、脇の下を切開して器具を挿入し、アポクリン汗腺を含む皮下組織を超音波の熱で焼いて破壊する方法です。そして、皮下組織削除法は、脇の下を切開して、ローラーとカミソリがついた器具を挿入して、アポクリン汗腺をそぎ落す方法です。どの術式でもその狙いとはわきがの原因となるアポクリン汗腺を取り除く、破壊することです。


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