脇の下を1センチくらい切り、特殊器具を使い皮下組織を削り取る方法

皮下組織削除法

皮下組織削除法

◆ 手術をしないわきが治療にはどんな種類があるか?

男・彼氏のわきが治療 ワキガと一口に言ってもその程度には違いがあります。軽度の人もいれば、中度の人もいて、重度のワキガに悩む人もいます。それぞれの状態に応じた治療を選ぶと良いでしょう。もし軽度であれば、「オドレミン」などの塩化アルミニウム液を塗布することで臭いを抑制することができます軽度から中度の症状であれば、手術までいかないまでももう少し医学的なアプローチができます。2つほど紹介すると、「ボトックス注射」と「電気凝固法」があげられます。ボトックス注射は、直接ワキガの臭いを抑制するためのものではありません。しかしエクリン汗腺に作用して精神的な発汗を防ぐので汗の量が減ります。ワキガはエクリン線ではなくアポクリン腺の方が関係性が深いのですが、エクリン線から出る汗が、細菌と結びついて不快な臭いを出すアポクリン腺の汗を拡散してしまったりします。ですからエクリン腺を働きを弱めることで間接的なワキガ対策になるということです。ちなみにこのボトックス注射はボツリヌス菌の毒を注射して制汗するという仕組みです。もうひとつの「電気凝固法」は、毛穴に電気針を挿入して電流を流し、皮脂腺やアポクリン腺を発破壊して凝固させてしまうというものです。凝固させることでその働きを抑制しますが、この方法は副産物として脱毛の効果もありますので、女性にはある意味一石二鳥ともいえます。とはいえメインの目的は臭い対策なので、専門的な脱毛効果を期待できるわけではありません。費用はわりと高額で10万円前後です。1回で終わらず複数回行う場合が少なくないので、その分費用がかさむというデメリットはあります。


直視下手術法と非直視下手術法

◆ ワキガの手術にはどんな種類がある?

もしあなたが中度から重度のワキガの症状を抱えているのであれば手術を考える必要も出てくるかもしれません。ワキガの手術は大きく分けると2種類あります。ひとつは「直視下手術法」で、もうひとつは「非直視下手術法」です。前者は医師が直接目視して施術します。一方後者は目視せずに機械を使って行う施術です。直視下手術法のメリットは、直接アポクリン腺を識別して取り除けるので、ほぼ完全に、取り残しが極めて少なく施術できるという点です。デメリットは傷跡です。あまり目立たないとされているものの、場合によって傷跡がきれいに見えるまで何カ月もかかったりするので、夏の時期や女性の場合は特に気になってしまうでしょう。一方の非直視下手術法は基本的に傷跡が最小限におさえられるというメリットがあります。それぞれの施術法の種類ですが、直視下手術法は「切除法」「剪除去」「直視下剥離法」などがあります。また非直視下手術法には「超音波吸引法」「皮下組織吸引法」「皮下組織削除法」があります。ここでは非直視下手術法の中で、効果が高いとされる「皮下組織削除法」について特に取り上げたいと思います。

皮下組織削除法とは

◆ 皮下組織削除法とはどんな手術方法?

皮下組織削除法は、簡単に言えばワキ下を1センチくらい切って、カミソリようなの刃と皮膚をプレスするローラーをセットにした特殊器具を使い皮下組織を削り取る方法です。片側に刃があり、もう片方にローラーがついていて、皮膚を挟んで削り取ります。これによってアポクリン腺が除去されます。この方法だとローラーによって均一な動きが可能になり、汗腺が均等に取れるというメリットがあります。またエクリン線も除去できるので多汗症にも効果が出ます。さらに毛根も削られるのでワキ毛の脱毛にもつながります。他にも切開する範囲が小さいので術後の傷の跡がほとんど目立たないという利点もあります(ただしその小さな切開を何カ所が行うので、総合的には傷跡が目立つ可能性があります)。しっかり施術されればワキガの再発の心配がないのも良い点です。

◆ 皮下組織削除法のデメリットとは?

デメリットの一つは、医師の技術がかなり求められるということです。除去する部位を直接見ていないですし、器具の操作が簡単ではないので、もし経験のない医師が中途半端に施術してしまうと、皮膚に穴があくとか、神経組織にダメージを与えてしまうといった問題が起こり得ます。実際そういうトラブルも起きています。あるいは逆にそのリスクを恐れて十分な切除を行えずアポクリン腺の取り残しが出る可能性もあります。他にもアポクリン腺が除去の成功を判断するには、皮膚の色の具合を見定める必要があるので(直接患部を確認できない)、やはりベテランの医師の技術が求められます。別のメリットは色素沈着の可能性です。施術によって薄くなった皮膚が黒ずんでしまったり硬化してしまうリスクがあることも覚えておくべきです。さらに術後に安静にしている期間が比較的長いという点も挙げられます。1週間程度はワキの固定が必要になるので自由が奪われるという点も覚えておきましょう。基本健康保険が適用されないので費用は2,30万くらいと高額です。皮下組織削除法は効果は高いですが、医師の熟練度によるところが大きい手術です。適当に選んだ場所で施術を即決するのではなく、実績のあるクリニックないしは医師を探す必要があります。メリットも大きいので、自分のニーズに合わせてこの手術を受けるか否か判断しましょう。


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