超音波吸引法のメリットとデメリットをご紹介します

超音波吸引(治療)法

超音波吸引(治療)法

◆ 自分がワキガかどうかどうしたら分かる?

男・彼氏のわきが治療 ワキガ体質の人は自分では気づかないでいることが多いものです。症状に対して自覚症状がなく、他の人が先に気付いているもののなかなか指摘してもらえないので、対処するまでに時間がかかるということがあり得ます。基本的にワキガは急に発症するものではありません。ワキガのもとはアポクリン腺から分泌される栄養素の多い汗と細菌、そして皮脂などですが、アポクリン腺の数は生まれた時からその数が決まっています。ですから思春期などの成長期に症状が増すことはあっても、突然病気のように発症したりはしません。ストレスや喫煙の習慣、飲酒、高脂肪の食物などを摂取するとワキガ体質が活性化して症状が進み、あたかも突然ワキガになったかのような錯覚に陥る場合はあります。では自分がワキガ体質なのかどうかどうすればセルフチェックができるでしょうか?完全ではありませんが、次のいくつかの方法があります。まず耳垢チェックです。アポクリン腺は人体の限られた部位に存在します(ワキや陰部、肛門、耳の穴など)。耳の穴の中の垢を取って、もし湿っているようであれば、そこにあるアポクリン腺が多いサインです。ということはワキのアポクリン腺も同じような状態である可能性があるので、これはチェックポイントです。他には家族の中にワキガの人がいるかどうかのチェックです。ワキガ体質は遺伝するとされていて、片親だけのケースでも5割の確率で、もし二親ともそうならなんと8割の確率で遺伝するということです。ですからもし親兄弟がワキガであるならば自分もそうであるパターンが少なくありません。さらなるチェックポイントとしては、ワキ毛が多いかどうかです。アポクリン腺はワキの毛穴1つ1つに対して存在しています。ですからワキ毛が濃い人はアポクリン腺の数も多く、結果的にワキガの臭いも強まるといえます。これらのポイントはセルフチェックできる幾つかの例ですが、より確実な判断をするには医師の診断を受けると良いでしょう。


ワキガの治療法

◆ ワキガ治療で注意したい事とは!?

ワキガの症状が中~重度の人の場合、手術で解決する方法がありますが、ワキガ治療には何種類かの方法があります。大きく分けて2つ、「直視下手術法」と「非直視下手術法」があります。この2つの違いは、医師が手術部位を「直視」つまり目視して手術するかどうかです。ここでは傷跡がより目立ちにくいというメリットがある非直視下手術法について取り上げます。といっても非直視下手術法の中にもいくつか種類があります。「皮下組織削除法」「超音波吸引法」「皮下組織吸引法」などです。皮下組織削除法については別記事で書くので、残りの「皮下組織吸引法」と「超音波吸引法」の詳細をまとめてみます。「皮下組織吸引法」とは、ワキに小さな切り口を入れてそこから吸引機(カニューレ)を挿入し、皮膚裏のアポクリン腺を掻きとって吸引してしまうという方法です。ただしこの方法では皮膚にがっちりついているアポクリン腺を除去しにくく、根元が残ってしまって再発するリスクがあります。高い効果は期待できません。さてもうひとつの「超音波吸引法」は、「皮下組織吸引法」をバージョンアップしたような方法です。さきほどの吸引法を基本にしていますが、超音波を発生させ破壊するという特徴を持ちます。この超音波の周波数はある程度堅い組織に作用するので、神経組織や血管には影響を及ぼさず、アポクリン腺を破壊できます。そして破壊されたものを吸引して除去するという流れです。

超音波吸引法の長所・短所

◆ 超音波吸引法のメリットとは?

大きなメリットは傷跡が目立たないということです。切開幅が小さいからですが、人体への負担も少なくて術後が楽になります。もともとワキ下は露出の少ない部分ですが、夏の時期や海やプールといった場所でワキが見え隠れする場面はあります。もしワキに目立つ傷があったらコンプレックスになりますし、もし他の人がそれに気づいたとしたら、ワキガ体質であると疑われるかもしれません。そういう意味ではやはり傷跡の少なさ、目立たなさは大きなメリットです。またこの手術では入院を必要としませんし、術後は1日程度圧迫が必要なくらいなので、時間的制約が多い人には助かるでしょう。安静にするべき時間も少ないですし、忙しい人はこの方法を好むかもしれません。さらにこの方法では比較的広い範囲を対象に施術できるのも魅力です。費用に関しては保険診療となる場合もあり、両ワキであればだいたい4万円ほどで(3割負担の場合)施術できる所があります。

◆ 超音波吸引法のデメリットは?

他の手術方法もそうですが、超音波吸引法にもデメリットはあります。例えばアポクリン腺など特定の組織に反応する超音波ですが、実際には別の組織が焼ける可能性も否定できません。物理的に汗腺だけに触れるわけではないので、他部位への悪影響というリスクもつきものです。またせっかく破壊したアポクリン腺が吸引しきれずに残った場合は再発してしまうこともあります。そしてこれはそもそも「非直視下手術法」というカテゴリーの性ですが、医師が直接目視して施術するわけではないのでアポクリン汗腺の取り残しの可能性が比較的多いということです。この点「直視下手術法」は医師が部位を確認して施術するので確実性は増します。ですから傷跡の小ささを重視するか、目視による完治を目指すかといった判断によって、手術方法も選択していくと良いでしょう。


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