多汗症の重症者は国民の0.64%、約80万人もいる

7人に1人は多汗症

日本人の7人にひとりは多汗症

◆ 日本人の7人にひとりは多汗症なの?

男・彼氏のわきが治療 多汗症とは、汗が異常に出てしまう症状のことです。体温調節に必要な範囲を超える多量の汗をかき、日常生活に支障をきたす症状です。手のひらや足の裏、脇の下などの、特定の場所に汗が集中する症状を、局所性多汗症といいます。自分は多汗と自覚している人は、7人にひとりの割合と多く、その中で「耐えがたい苦痛を感じる」多汗症の重症者は、国民の0.64%で約80万人もいることが分かったようです。しかも、手術するしか解決策のない人が、約4万5千人もいることも、分かりました。多汗症は放っておくと、汗の量がますます増えてしまうことがあります。症状がひどくなると、たくさん汗をかくことを恥ずかしく思って、人と会うことを避け、対人恐怖症やうつ病を引き起こしてしまう人もいるようです。どうしたらよいのでしょうか?


続発性と原発性

◆ 多汗症の症状を抑えるには?

日本人の7人にひとりは多汗症と言っても、原因となる病気があって起こる続発性多汗症と呼ばれているものと、明らかな原因がない原発性多汗症と呼ばれているものがあるようです。そして、汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類があります。エクリン汗腺は全身に分布していて、汗のタイプはさらさらで、臭いもほとんどありません。それに対してアポクリン汗腺は、ワキや、おへその周りなどの局所的な場所に存在していて、汗のタイプは粘り気のあるもの、脂肪や鉄分、蛍光、質、アンモニアなどがその中に含まれているようです。色んな成分が入っているために、菌が繁殖しやすく、すぐにニオイが発生してしまうのです。この時、発汗を促進させる成分として見つかったのがアセチルコリンです。この成分が、多汗症と言う憎き症状を引き起こしているようです。一般的にエクリン汗腺から多量の汗が出ることを多汗症と呼んでいます。原因は様々で、その多くが先天的なものではなく、緊張や不安など精神的な理由や、食生活・病気・ホルモンバランスなどの要因が発端になっていたりします。今現在、もし多汗症でなくても、今後長期に渡ってストレスを受けたり、困難な状況が続いたとしたら、誰でも多汗症になる可能性は潜んでいるといえます。アポクリン汗腺から出た汗は皮脂腺から分泌された脂分とが混ざると、嫌な臭いを発生させます。これは皮膚の表面についた雑菌と結合されると、低脂肪酸やアンモニアなどに変化して独特臭い臭いを発生させるのです。この臭いは、わきが臭と呼ばれています。わきがを根本的に直すには、このアポクリン汗腺を取り除かないといけないのです。ここで登場するのがボトックス注射です。元々は整形や若返りの薬として使われているものです。神経の末端から分泌される伝達物質アセチルコリンの分泌を抑制するという働きを持っていて、この作用が多汗症治療に応用出来ることが発見されました。アセチルコリンは交感神経の末端で発汗を促していますが、ボトックス注射は、このアセチルコリンの分泌を抑制することができるようです。つまり過剰な汗の分泌をブロックしてくれるので、多汗症の症状を改善できるのです。最も注射を打つ場所として人気が高いのはワキです。このワキの汗腺は体全体の約2%程度しかありません。ボトックス注射で汗を止めても、他の場所から汗は問題なく出ることが可能です。健康に害はないと言われているようです。毎日、汗の臭いを気にして生活するよりは、健康的なのかもしれません。ボトックス注射注射を打った後は、約3日~1週間で効果が出てくるようです。細い針で施術してもらう方が注入時の痛みは軽いと言われています。その分費用はかさむかもしれませんが、痛みに弱い方は、細い針を選択する方法もあります。ボトックス注射注射は一度施術すると、多汗症への効果は約6~12ヶ月持続すると言われているようです。気になる施術時間は、約10分と短時間で終わってしまいます。通常ならその間、麻酔は30分程度効いているようです。痛みに弱い人や、怖がりの人は、ベット痛み止めを、施術の前後に服用するなど、担当医に相談するなら、より痛みが軽減できるかもしれません。定期的なボトックス注射の通院ペースは3~12ヶ月で、人によって効き目が違います。数回継続して注射を打つと、長く効いてくる人もいるようです。緊張で汗が出てしまう人のタイプの多汗症は、一度治療しただけで完治する確率が高い、と言う結果が出ているようです。緊張で汗が出る方は「また汗が出たらどうしよう」「大勢の前で汗をかいたら恥ずかしい」「会議で大汗かいたら仕事の出来ない人と思われる」など予期不安が原因で、汗の出る仕組みを悪循環に陥らせていたようです。多汗症ボトックス注射治療で汗が出なくなれば、心配する必要がなくなる為に、悪循環が経ちきれるのではないかと考えられています。多汗症は、放っておくと症状が悪化してしまうことがあります。汗の量が多すぎて日常生活に支障がある方は、医師に相談してみると良いかもしれません。


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