突っぱねられることもあるかもしれませんが、辛抱強く相手の立場を思いやりましょう

夫や彼氏にわきがと伝える

夫や彼氏がわきがです。でもどうやって伝えたらいいのか

◆ 大切な人がわきがで臭い...

男・彼氏のわきが治療 いつも一緒にいたい大切な人。いつも顔を合わせる大切な家族。「何があってもいつも一緒だよ」と誓って結婚したものの、その誓いを守れない!とまでいかなくても、一緒にいるのが、同じ空間にいるのが耐えがたくなってしまうこともあります。その原因は...わきがです。人は自然にわきに汗をかいて体内の熱を放出するように造られているのですが、わきにあるアポクリン汗腺に含まれる脂質やタンパク質、糖質やアンモニアなどの成分が、皮膚表目に含まれる菌に分解されることでニオイが発生します。そこに皮脂が混じるとさらにニオイがきつくなります。また、わきが体質の人の場合、もう一つの汗腺であるエクリン腺から出る汗が乾いて蒸発すると、アポクリン腺から出るニオイも一緒に拡散させてしまうため、まるでわきがが体臭のようになってしまうのです。

優しい人、大切な人だから、いつも一緒にいたい。だけどわきがが臭くてたまらない...。どうしようとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。「仕方がない」と相手があまり気にしていない場合は、こちらがイライラしたりしてしまうこともあります。では、どうやって伝えたらよいのでしょうか。


相手の立場で考える

◆ 相手の気持ちを考える

確かに臭いんです。鼻が曲がるかもと思うほどなんです。こちらはそう感じています。でも、相手も同じように感じているかもしれないのです。欧米人は8割以上がわきが体質ですが、においを軽減しようとします。しかし日本人の場合は、においのもとを絶とうとする傾向があります。においをシャットアウトしようとする、つまり不快なにおいを我慢しない傾向があるのです。ですから、もしかすると当人がいちばん気にしているかもしれないのです。また、かつて学生時代にわきがで冷やかされた経験があればなおさらです。おそらく絶対に何か対策を講じているかして、常に気にしているでしょう。こちら側は想像するだけでそういう情報は知りませんから、相手がこう考えているかもしれない、わたしに打ち明けたくても打ち明けられないのかもしれない(すでに臭いからこちらはわかっているのだが...)、など、相手の立場に立ったものの見方ができたらすばらしいですね。

◆ どのように言うかを考える

ただやみくもに、「わきが臭いのよ!どうにかしてよ!」などと言おうものなら、もう大変です。夫婦喧嘩がはじまり、解決するものも解決しません。大切なのは、どのように言うか、つまり言い方です。なぜなら、言い方次第で相手がわきがをどうにかしようという気が起きることもあれば、ためらったり努力しようとしないことにもなるからです。では、どのように言いますか?あくまで例ですが、参考にしてみてください。

「ちょっと気になることがあるんだけど、いいかしら?」
「実はね、言いにくいんだけど...。あなたと一緒にいていつも感じていたんだけど、あなたのわきからニオイがするの。しかもけっこう強いから、気になってたのね」
「周りの人もおそらく気づいているだろうから、あなたのことを「わきが臭い人」なんていう嫌なイメージを他の人が持ってほしくないの。だってわたしの愛する人だから」
「もしあなたさえよければ、一緒にわきがを治療してみない?」

あくまで例ですが、どうでしょうか。自分の感じていることははっきり伝えてはいますが、言葉遣いは丁寧ですし、相手の立場に立って考えてくれていること、自分にとって大切な人だということも伝えていますので、相手はもしかすると、「そうか、そこまで考えていてくれたんだな」と感心して、わきが対策や治療に前向きになるかもしれません。
念を押しますが、決して相手を批判したり、ばかにしたような態度で伝えてはいけません。相手にもプライドがありますし、けっこうナイーヴな問題です。受け入れにくく感じて突っぱねられることもあるかもしれませんが、辛抱強く相手の立場に立ったものの言い方が重要です。相手の見方を受け入れづらく感じてもまずは受け止め、相手の気持ちをしっかりくみ取りましょう。

タイミングを選ぶ

◆ いつ言う...?

あなたは、仕事で疲れてヘトヘトになっているときに、今は処理できないようなことや荒々しい調子で何かを言われたらどう思いますか?きっととても腹立つことでしょう。相手も同じです。忙しいとき、何か考えているように思えるとき、などなど、わきがのようなナイーヴなことは言わないのが賢明でしょう。ではどのようなときに言えばよいでしょうか?
相手がリラックスしているようなとき、楽しく談笑しているときはどうでしょうか?そのようなときは、普段よりも心の状態が落ち着いているので、話を聞いてくれるかもしれません。言うまではこちらに辛抱が求められますが、長期的に考えれば、そうして良かったと絶対に思えるはずです。二人にとって、最善の結果が得られるようになることでしょう。


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